トロンボーン移植リペア
こんばんは!今回は昨日実際に行ったリペアについて紹介します!
今回は学校の備品の楽器の修理依頼でした。
元々はトロンボーンのスライドにあるストップリングが金属磨耗によりバカになってしまった為どうすれば良いかとのことでした。
減ってしまったものは増やせないのでパーツ交換またはアッセンブリーでスライドをまるごと交換という形を取るのが今回の第一選択肢だなと思いました。(すでに二つパターンの方法が出ていますが)
しかし、お客様からの要望としては予算がないため、できるだけリペア代を抑えて欲しいという要望があり余っている楽器の使用状況と状態を確認させていただき。
まず一般の楽器店ではやらないパーツの移植という形で作業しました。
半田付けがどこから行われているのか、実際に組み直すことが可能なのか等総合的に判断をした結果このようなリペア方針を取らせていただきました。
学販担当の方がこのような方法を思い付くと言うことはなかなかないと思いますし。
リペアマンだからこそ、どうすればお客様の要望を叶えられるか知恵を絞って解決できるのではないかと思います。
明日早速納品なので実際に演奏していただいて感想を聞きたいと思います!
早起きだけが辛い…笑
ちなみにトロンボーンのスライドの内管は写真のようにじつは外れるんですよ!
知ってましたか?
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