凹み直し

凹みの写真はなかなかキレイに撮れませんね…
丸くポワンとしているところが凹みです。

この凹みを直すに基本的にはベルの形状にあった型に合わせて叩いたり延ばしたりして形を整えていきます。

察しの良い方だとお気付きかと思いますが、延ばしたり叩くことによって、金属は薄くなります。

金属が薄くなるということは、その部分の強度が落ちてしまうことになるので同じ所を何度もぶつけてしまうと穴が空いてしまうことにもなるので注意が必要です。

それでは、凹みを直したあとの画像です!
写す角度が違うので比較がしにくいのですが、白っぽい線が3ミリ程ある部分に凹みがありました。

そして、白っぽい線は譜面台をぶつけてしまったためにできてしまった傷だそうです。

このようにできてしまった傷は直せないので(直す方法もあります)皆さん楽器は大切に扱ってくださいね!


個人工房Cresc

管楽器修理の個人工房を埼玉の春日部市にて副業で営んでいます。 今までになかった管楽器修理の価値を提供することをモットーに、 皆さんに修理や調整、メンテナンスの大切さを発信できたらと思います。 その他趣味などものほほんと更新していきます! リペアの相談などお気軽にどうぞ!!

0コメント

  • 1000 / 1000